2011年2月5日土曜日

わが友 石頭計算機(My good friend the stone brain computer)

最近、コンピュータやソフトウェアについて体系的に勉強したいなと思っています。
私は大学の専攻が情報処理系ではなく、基本的には仕事を通じて+独学で勉強してきたので、部分的に知識が抜けているし、それをダマシダマシ切り抜けて仕事をしてきたとわかっていたので、いつかは基礎からきちんと勉強したいなと思っていました。
でも、なんとなく実行に移せずにいました。
正直、何の勉強から始めたらいいのかがわからなかったということもありました。

ところが先日、あるきっかけで、安野光雅著の「わが友 石頭計算機」という絵本?の存在を知りました。
色々なサイトでレビューを見てみると、コンピュータ(計算機)についてとても分かりやすく説明されていて、どうやら凄い本らしいということがわかりました。
絵本ということもあって、これだったら初心者でもいけそうと思い、早速購入して読んでみました。
ちなみにこの本は、絶版になっていたので、ちょっと奮発してコレクター商品を中古で購入しました。
(改訂版が「石頭コンピューター」というタイトルで出ているようですが、少し内容が異なるそうです。)

内容は
・はあどうえあ
・そふとうえあ
・ろぼっと
という3部構成になっています。

まず、1691年に、Dr.ストーンブレーンによって書かれた本の翻訳という設定がいきなり面白いです。
それから、計算機がどのようにして2進数で足し算を行っているのか?について、ししおどしを用いて図解しているのですが、非常に分かりやすかったです。
そもそも、計算機が引き算を足し算で行っているという事実(補数の概念)も目からウロコでした。
ソフトウェアのバグを魔女裁判に例えて説明するあたりも素晴らしいです。
全体を通して、理解することが難しいことを、挿絵を用いながら上手に説明されていてビックリします。

とにかく、決して色褪せることのない名著です。
老若男女、文系、理系問わず、ぜひ読んで欲しい絵本です。

安野光雅さんは個人的に大好きな絵本作家の方で、他にも紹介したい絵本が沢山ありますが、また別の機会にポストしたいと思います。



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